特定非営利活動法人ちくほう共学舎「虫の家」
2017年04月08日
◆言伝(ことづて)◆
ながく人としてのあたりまえの暮らしを奪われてきた「障害者」の、日々の憤りや切なさや温かさに身を寄せるところから、結果的に、そうした差別の仕組みを支え、織りなしてしまっている私たちの暮らしと身の内の闇に目を凝らします。そして、あらゆる人間への価値付けから解放され、お互いを気遣い、すべてのいのちを尊重し合う「もうひとつの社会」への越境を、少しずつ手繰り寄せ続けたいと念じています。

◆発足のきっかけ◆
「街に出よう、街を変えよう!」をテーマに、直鞍地区の「しょうがい」をもつ若者たちが中心になって結成した"ゼロの会"(1978)を母体にして、時間を気にせず出逢い、語り合い、想いを発信する拠点をつくりたいという声を集めて、1985年11月の「がんばれ、虫の家!~長谷川きよしコンサート」公演をきっかけにスタートしました。